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マンモグラフィ検査

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"マンモグラフィ"って何?

 "マンモグラフィ"とは、乳房のためのX線撮影です。上下で圧迫する撮影(CC撮影)と斜めで圧迫する撮影(MLO撮影)の2方向、左右合わせて4枚の写真を撮影します。当院では、右写真のマンモグラフィ装置を使用しており、撮影には5分程度かかります。

痛いって聞くけど、大丈夫??

 乳房を圧迫して撮影を行うため、全く痛みがないという訳ではありません。個人差はあります。圧迫して撮影することは、被ばく線量を少なくすることに加え、呼吸や体動のブレをなくし病気を見つけやすくするために必要です。生理前は、ホルモンの関係で乳房が張るので、生理が始まって乳房の張りが和らいだ時期での撮影をオススメします。リラックスして受けましょう♪

マンモグラフィ装置(GE社製)
マンモグラフィ装置
(GE社製)

"マンモグラフィ"は何が見えるの???

 下の写真は、正常な20代女性のマンモグラフィです。

MLO撮影
(斜め方向の撮影)
  CC撮影
(上下方向の撮影)

 左右の画像を見比べながら、白い影(腫瘤)や白い点(微細石灰化)などがないかを見ていきます。マンモグラフィは、自覚症状(しこりがあるなど)がない場合の初期段階の乳がんの発見が可能です。

マンモトーム

 2009年1月に導入された乳房の中の組織を採取する装置です。マンモグラフィにおいて、良性か悪性か判断がつかない微細石灰化に対して、主に行われます。当院では、うつ伏せに寝ていただいて行うタイプを導入しており、患者さんから針は見えません。安心して検査を受けていただけます。傷痕は5ミリメートル程度と小さく、縫合も必要ありません。

マンモトーム