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トピックス一覧

当院の新型コロナ感染症対応について(第3波をうけて)

2020年11月19日

 安心して当院を受診していただくために以下のような様々な対策を講じ、細心の注意を払って診療しています。自宅での検温で37.5℃をこえる場合は来院をひかえるか、発熱外来への受診をお勧めします。来院時の手指消毒、マスク着用についても引き続き徹底をお願いします。マスクの着用がない場合は当院職員から着用の指導が行われます。

受診相談体制の整備

11月1日に岐阜県最初の電話相談体制整備医療機関に指定されました。
発熱等の症状があり新型コロナ診療をご希望の方は、受診前に必ず新型コロナ専用ダイヤル(0584-77-0783)へ連絡をお願いします。詳しくはこちら

サーモグラフィーによる体温測定

【場 所】 正面玄関(病院北側)、 南玄関(病院南側)の2ヶ所

来院時はサーモグラフィーによる検温をお願いします。アラーム音が鳴る場合(体温が37.5℃以上の方)は医師の判断により、通常とは異なる診療となる場合がございます(原則的に発熱患者の診療は救急外来にて行います)。

発熱患者や特定の手術患者のPCR検査

発熱患者および特定の手術患者には抗原検査/PCR検査を院内で行っています。新型コロナウイルスを院内に持ち込まないようにし、皆さんに治療や検査を安心して受けていただけるようにするためです。

面会制限の継続

・1家族1日1人

・手術当日の付き添いは2人まで、特殊な検査(血管造影検査など)は1人

37.5℃以上の方、体調不良の方の面会はご遠慮いただきます。

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、患者さんの安心・安全のため、ご理解・ご協力をお願いいたします。

当院の新型コロナ感染症に対する指針(第2波をうけて)

2020年08月21日

  7月以降の急激なPCR陽性患者数の増加に伴い(第2波到来)、これまでの面会制限(1家族1日1人まで)に加えて、手術当日(緊急時を含め)の付き添いは2人まで、特殊な検査(血管造影検査など)は1人に限定させていただきます。

  これまで同様以下の注意事項を遵守してください

1. 施設内での体温測定(37.5度以上の方は救急の発熱外来を受診すること)

2. 患者・家族のマスク着用(外来、入院)の徹底

3. 院内での会話の制限、手指消毒、手洗いの励行

4. 午前中の混雑を回避するため、午後外来および午後検査(診察は後日に)を推奨

5. オンライン診療(ビデオカメラによる診察)の普及

 

 ●当院では7月6日以降、保健所の行政検査とは別に院内での抗原検査、PCR検査を行っています。発熱患者でコロナが疑われる場合はもちろん、無症状者でもコロナ陽性患者との接触が疑われる場合は至急検査を行って陰性を確認しています。職員も陽性者との接触がある場合はPCR検査を施行し、陰性を確認するまでは自宅待機としています。

 ●救急からの入院患者は全例、抗原あるいはPCR検査を施行してコロナ陽性者が誤って一般病棟に入院しないように感染症管理を徹底しています。今後は手術患者をはじめ、予定入院患者でもPCR検査をあらかじめ施行して、"コロナ陽性者"が一般患者と接触しないような安全、安心な医療提供体制を確立します。

 ●陽性者と陰性者をはっきり切り分けることが現状もっとも大切なコロナ対策であると考えてます。  

  今後とも感染症対策へのご協力とご配慮をよろしくお願いいたします。

2020年4月1日『高度型がん拠点病院』の指定を受けました.

2020年04月12日

 厚生労働省が昨年度指定した"高度型"地域がん診療連携拠点病院は全国で47病院あり,当院は岐阜県初の指定病院となりました.これまでの地域がん診療連携拠点病院は全国に約300病院あり(内訳は地域がん診療連携拠点病院275箇所、地域がん診療連携拠点病院(特例型)26箇所),その中で"高度型"に選ばれるためには,院内がん登録件数(2649件/年),悪性腫瘍手術件数(1331件/年),放射線治療件数(10633件/年),抗がん剤治療件数(8283件/年),緩和医療件数(新規155件/年)などの実績が際立つことが必須要件となっています(カッコ内は当院の実績を示す).がん患者の治療だけではなく生活の質を担保すべく地域の病院,診療所,訪問看護ステーション等と緊密な連携をとって,今後とも患者・家族の安心・安全を第一に考え,がん治療の基幹病院としての役割を果たしていきたいと思います.

 

肥満手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)が20例に到達しました

2019年11月26日

 肥満手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)の手術件数が20例に達しました。本手術は厳しい条件を満たした施設だけが施行でき、岐阜県下では当院のみで施行可能です。手術を受けられた患者様に術後の重篤な合併症はなく、手術時の平均体重は107.5kgで、術後半年を経過した時点の減量効果は平均26.2kgと非常に良好です。糖尿病を有する患者様10人では全員で内服薬の減量など糖尿病の改善効果を認めています。他にも脂質異常症、高血圧の改善も認めています。現在では1ヶ月に2例のペースで減量手術を施行しています。

 本手術は病的肥満(Body Mass Index(BMI)35kg/m2以上)で、糖尿病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群のいずれかの疾患を有する患者様が適応となります。肥満症治療の最終目標は、継続した減量以外に、糖尿病などの合併症の改善や死亡率の低下です。本手術は、内科的治療よりも有意に生命予後を改善することが報告されている画期的な治療法です。

健康診断時の胸部X線画像の読影体制について

2019年04月12日

 胸部X線検査の異常所見は、正常範囲の範疇に入る所見から治療を要する所見まで、多岐にわたります。どこから異常・精査要とするかは統一した見解はありません。

 当院では過去に健診時に胸部X線画像の淡い小陰影を異常として指摘しなかった女性の事例を経験しました。その翌年の健診をきっかけに肺がん(ⅢA期)と診断され、ほぼ5年間治療を行っていましたが、治療の甲斐なく60代で死亡されるという残念な結果となりました。当院としては、この事例から得た教訓を真摯に受けとめ、現在は健診時における呼吸器系疾患の早期発見に努めています。

 胸部X線検査について、より精度を高める対応を心がけるために、呼吸器内科専門医師と健康管理センター医師との複数での読影を徹底し、所見の見落としの回避、要精査の判定に寄与するように、健診の読影体制を見直しました。

 しかし、残念ながら異常所見もごく小さな所見の状況では、認知するのに限界があります。そのため、定期的な検査をすることで以前の情報と比較でき、早期に異常を発見できる可能性があることから、定期的な健診をお勧めいたします。

 今回の経験を今後の当院における医療安全のさらなる質の向上に役立てるために、努力してまいります。

日本食道学会食道外科専門医認定施設に認定されました。

2019年01月01日

 当院には、食道癌治療を専門とする食道外科専門医が在籍しています(全国261名、岐阜県5名)。この度、日本食道学会食道外科専門医認定施設に認定されました。岐阜県下では当院を含め3施設しかありません。これまでの食道癌の治療実績が評価されたと考えています。

 食道癌の治療には、手術療法、内視鏡的切除、放射線療法、化学療法など多彩な治療があり、治療経験が豊富な施設にかかることがとても大切です。当院では食道切除は胸腔鏡下に施行し、より安全に、そして、患者さんに負担の少ない手術を心がけています。また、高度進行がん、再発症例などのあらゆる食道癌症例に対しても、放射線療法・化学療法などと組み合わせた集学的治療により治療成績を向上させています。

2018年5月7日から‟脳卒中"休日夜間勤務体制を開始しました

2018年05月15日

 これまでの内科系,外科系医師による休日夜間勤務に加え,脳神経外科、神経内科,救命救急科のスタッフ13名で脳卒中休日夜間勤務体制を構築しました。今後は院内の医師が24時間切れ目なく脳卒中診療に対応いたします.

 これは高血圧,糖尿病などの疾患の増加に伴い脳卒中が増加しているためです.また,心房細動,うっ血性心不全,慢性腎不全などが脳梗塞の危険因子と言われています.脳卒中急性期においてはできるだけ早期に診断し,かつ適切な治療を行なうことが予後を改善し後遺症(麻痺などの神経症状)を減少させます.専門家による脳卒中診療により,これまでより迅速な対応が可能となり,rt-PA静注療法(注,参照)を始めとする血栓溶解療法、血管内治療(機械的に血栓を除去)、開頭手術(圧迫症状があるものに対して減圧を行う)の全てに専門医が対応します.

 注:症状が出現して4時間30分以内にrt-PA(アルテプラーゼ)を0.6mg/kg点滴します。この薬の副作用は出血性脳梗塞です。血流が再開通することで弱くなった血管壁が破れて出血が起こることがありますが,十分適応を考慮して施行しています。

「早期離床・リハビリテーション加算」が新たに設けられました

2018年03月20日

 
平成30年度の診療報酬改定により、特定集中治療室管理料について「早期離床・リハビリテーション加算」が新たに設けられました。これは、集中治療室に入室後早期から離床などの必要な取り組みが行われた場合に、室料に一定の加算が認められるもので、具体的には、多職種からなるチームを設置し、連携して早期離床・リハビリテーションの実施に関わる計画を作成し実施することが求められています。これにより、人工呼吸器からの早期の離脱、重篤な筋力低下の出現の防止と早期回復、せん妄などの精神障害の予防と緩和、退院後の生活の質の向上などの効果が期待されます。
 当院では、2007年度より既に集中治療室にリハビリテーションチームを設置し、これまで9000名を超える方々に早期離床・リハビリテーションを実施してきています。その実績を踏まえて、2年前に日本集中治療医学会、日本心臓リハビリテーション学会の支援の下に、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会を通して、早期離床・リハビリテーション加算の制定を申請しました。今回、制度として具体化されたことは、当院での取り組みが高く評価された証しであると考えています。

2017年9月 循環器内科で、県内初のリードレスペースメーカ植え込み術を開始しました

2017年10月10日

リードレスペースメーカは、2g弱と従来のペースメーカに比べて93%も小型化された新しい治療法です(写真)。従来のペースメーカの植え込み方法は、胸部の皮膚を5cmほど切開し、皮膚の下にペースメーカが入るポケットをつくった後、鎖骨の下を走る太い静脈にリードを通して心臓の中の適切な位置まで挿入します。リードをペースメーカ本体につなぎ、本体を皮下のポケットにしまい、切開した部分を縫合するというものでした。今回手術を行ったリードレスペースメーカは、足の付け根からカテーテルを通して、心臓内の適切な位置にカプセル状のペースメーカを直接留置するというものです。したがって、植込み後は、リードレスペースメーカを外部から認識することはありません。リードレスペースメーカは、これまでのペースメーカと比べて非常に小さく軽いため、植込み後の生活制限もより少なく、ペースメーカの存在を意識せずに生活することができます。また、従来のシステムの場合、胸部の本体植込み部やリードに関連して合併症が生じることがありましたが、この可能性はなくなることになります。

*ペースメーカは、心臓のリズムが遅くなってしまう病気に対して、心臓を24時間監視しながら、必要に応じて人工的に電気を発し、心臓の動きをサポートするものです。

*当院でのリードレスペスメーカ手術について、岐阜新聞、中日新聞、読売新聞、朝日新聞に掲載されました。

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     写真:最も小型の従来のペースメーカ(左)とリ-ドレスペースメーカ(右)の比較

2017年5月 当院外科にて減量手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)を開始しました

2017年07月03日

本手術は岐阜県では当院しか行っておらず全国的に見ても新分野の肥満,糖尿病に対する機能改善術式です.肥満症およびメタボリックシンドロームは、生命予後を短縮する病気です。高度肥満の患者さんの死亡率は一般の人の2倍、糖尿病や心臓発作による死亡の危険率は5~7倍といわれています。病的肥満(Body Mass Index(BMI)35kg/m2以上)に対する手術治療は欧米を中心に標準的な治療であり、Bariatric and metabolic surgery(減量・肥満・代謝手術)といいます。日本では、2014年より腹腔鏡下スリーブ状胃切除が保険収載されましたが、実施可能施設は限られています。本手術により、過剰体重の50-80%を長期的に減らす以外に、糖尿病、脂質異常症、高血圧、睡眠時無呼吸症候群などに対する高い治療効果が期待されます。外科では以前から腹腔鏡手術を幅広く行ってきており、本手術も経験豊富な外科医により内視鏡手術センターで安全に施行しています。この手術によって多くの糖尿病を有する肥満患者さんに、生活の質の改善、合併疾患の改善がもたらされることを期待しています。

2016年7月1日 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術の施設基準をクリアしました

2016年07月06日

 平成28年度診療報酬改定にて腹腔鏡手術の大幅な改定が行われ、特に肝胆膵領域は今まで認めていなかった肝臓の区域切除(3区域切除までの拡大手術を含む)や、比較的悪性度の低い膵頭部腫瘍に対する腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術が新たに保険収載されることになりました。外科では以前から肝胆膵領域の拡大手術から低侵襲の腹腔鏡手術まで幅広く行ってきており、今後これらの低侵襲手術が特定施設で安全に行われることは患者さんにも福音です。特に膵IPMNや十二指腸乳頭部腫瘍など通常の膵癌とは明らかに病態が異なる疾患には本術式は良い適応と考えています。本術式によって多くの患者さんが術後の痛みや、大きな傷による精神的苦痛から解放されることを期待しています。

TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)治療

2016年01月27日

 2015年12月より当院において重症大動脈弁狭窄症に対してTAVI治療がはじまり、1月14日現在、3名の治療が終了しています。(岐阜県下で2番目の導入になります。)TAVI治療が可能になったことで、今まで治療が困難であった手術リスクが高いかたに対しても、侵襲の少ない治療を提供できるようになりました。胸部外科、循環器内科、麻酔科、コメディカルの総勢20名で治療にあたっています。重症大動脈弁狭窄症と診断されたかたは、循環器外来、または胸部外科外来までご相談ください。

大動脈弁狭窄症について

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3D対応内視鏡手術室が完成しました。

2015年11月30日

3D対応内視鏡手術室
 内視鏡手術(腹腔鏡手術)が外科手術の扉をもう一つ広げたように、現在3Dカメラによって内視鏡手術の「安全性と利便性」はワンランク上のレベルに到達しています。
 大垣市民病院外科では内視鏡手術に特化した専用手術室(天吊りの画像モニター4枚と内視鏡専用懸架台装備)を有していますが、今回3Dカメラ対応の手術室に改造しました。内視鏡手術のさらなる発展と今後増加する内視鏡外科医の育成に貢献するものと思われます。
 3Dカメラによって立体視ができるようになりました。当たり前に聞こえますが従来は2Dだったので奥行き感がどうしても不足していました。しかし3D登場で作業効率は格段にアップしました。特に縫合操作、結紮操作などは従来、手間がかかる操作でしたが、3Dではストレスなく安全にこれらの操作を完遂できます。腹腔鏡下肝切除など高難度内視鏡手術では今後不可欠な装置ではないかと感じています。
 外科では全身麻酔下の手術が現在年間1500例以上あり40%近くが内視鏡手術です。今後この割合はさらに増加するものと思われますが、従来の開腹手術でなければ難易度の高い複雑な手術を安全に行えないのも事実です。大垣市民病院では両者の利点を伸ばし欠点を補う形で、開腹/内視鏡手術が共存する外科学をめざします。