マンモグラフィ検査
マンモグラフィ
"マンモグラフィ"って何?"マンモグラフィ"とは、乳房のためのX線撮影です。上下で圧迫する撮影(CC撮影)と斜めで圧迫する撮影(MLO撮影)の2方向、左右合わせて4枚の写真を撮影します。 |
FUJIFILM社製 AMULET Innovality |
痛いって聞くけど、大丈夫??乳房を圧迫して撮影を行うため、全く痛みがないという訳ではありません。個人差はあります。圧迫して撮影することは、被ばく線量を少なくすることに加え、呼吸や体動のブレをなくし病気を見つけやすくするために必要です。 |
"トモシンセシス"とは?
圧迫固定された乳房を複数方向から撮影することで、乳房の3次元画像を得ることが出来る撮影方法です。乳腺の重なりや病変部の構造をより詳しく観察することができ、乳腺に隠れた病変の発見に役立ちます。
"マンモグラフィ"は何が見えるの???
下の写真は、正常な20代女性のマンモグラフィです。
左右の画像を見比べながら、白い影(腫瘤)や白い点(微細石灰化)などがないかを見ていきます。
マンモグラフィは、自覚症状(しこりがあるなど)がない場合の初期段階の乳がんの発見が可能です。
使用装置
▶ 富士フィルムメディカル社製 AMULET S
▶ 富士フィルムメディカル社製 AMULET Innovarity
マンモトーム生検
マンモトーム生検では、乳房の組織を直接採取して検査を行います。生検には超音波装置やマンモグラフィ装置が用いられます。今回新しく導入されたマンモグラフィ装置では3次元画像を得ながらの生検が可能となり、以前に比べて病変の採取をより正確に行うことができるようになりました。また従来、適応外とされていた胸壁近くの病変まで適応範囲が拡大されました。 |