ホーム診療科・部門案内画像部門(放射線)検査種別 > PET/CT検査

PET/CT検査

PET/CT検査の原理

細胞は、エネルギー源としてブドウ糖を必要とします。がん細胞は、正常細胞に比べて増殖が盛んであるため、 エネルギー源であるブドウ糖を3~20倍ほど取り込む性質があります。 そこでブドウ糖によく似たFDG(ブドウ糖の一部に陽電子放出核種であるフッ素[18F]を標識したフルオロデオキシグルコース)という検査薬を注射して、その集まり具合を画像化します。 一度の検査で全身(一般に頭頂部から大腿部)を撮影し、がんの有無を調べる事が出来るのが PET検査の特徴です。

PET検査とは、Positron Emission Tomography(陽電子放出断層撮影)の略で、通称ペットと呼ばれています。PET検査の優れた点は、組織やがんの活動状態などの代謝機能を画像化できる点です。 但し、PET検査だけでは、異常箇所の 位置把握が難しいため、現在ではCT検査と組み合わせ、がんの詳細な位置、形、大きさなどの形態画像 情報を同時に得る事ができ、 これにより診断能の向上と一人一人にあわせた最適な治療選択が行う事ができます。
これらの全身PET検査とCT検査を同時に短時間で行う最新のがん検査装置がPET/CT装置です。但し、胃、肝臓、腎臓、膀胱などのがん発見の苦手な臓器もあり、 万能な検査ではありません。

PET/CT装置

 

被曝は心配するほど多くありません。検査薬であるFDGから3~5mSv、CT検査では2~3mSv、合わせて5~8mSv程度の被曝であり、これは胃透視の約1.5~2倍程度です。

PET/CT検査の役割

  • がんの早期発見
  • 腫瘍の存在診断や良性・悪性の鑑別診断
  • がんの病期診断
  • がんの転移・再発診断

PET/CT検査の流れ

検査に関する注意点

  • 検査6時間前からは、食事や糖分を含んだ水分の摂取は避けてください。
  • 検査の前日と当日の運動は控えてください。
  • PET/CT検査に使用する注射薬の放射能は2時間経つと半分に減少します。このため、注射薬は検査時間ごとに合わせて予約し納入します。必ず予約時間をお守りください。
  • 検査終了当日は、乳幼児や妊婦との接触は控えてください。