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栄養管理、NST回診

栄養管理体制

 入院患者さんには医師、看護師、管理栄養士をはじめとして、その他医療従事者が共同して栄養管理を実施しています。入院時に栄養状態の評価を行い、患者さんごとの栄養管理計画書を作成しています。管理栄養士は患者さんの食事の喫食状況を確認し、食種、食形態などの見直しや提案を行い、食事摂取量の維持、改善につなげています。また、定期的に栄養管理計画の再評価を行い、必要に応じて計画の見直しを行なっています。その中で栄養障害のある患者さんや、栄養障害の状態になることが予想される患者さんにはNSTが介入します。

適切な栄養管理を行う為に必要な皮下脂肪厚と上腕筋周囲の長さを 測定するキット
左:アディポメーター
右:インサーテープ

早期栄養介入管理

  患者さんの早期離床・在宅復帰を推進する観点から、特定集中治療室(ICU)、救急病棟に入室後、早期に栄養管理ができる場合、管理栄養士が介入します。特定の栄養管理経験を積んだ管理栄養士が、医師、看護師、薬剤師等と連携して、患者さんに適切な栄養管理方法を選択し、治療をサポートします。

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NST(栄養サポートチーム)回診

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 NSTカンファレンス、回診は月曜日~金曜日に行っています。

 医師・歯科医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・言語聴覚士・歯科衛生士などの多くの職種でNST(栄養サポートチーム)を組み、患者さんに対して最適な栄養療法を検討・回診しています。

NST回診件数
2019年度 1,536件
2020年度 1,618件
2021年度 1,229件
2022年度 1,434件
2023年度 1,394件