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整形外科

整形外科の紹介

 当院は救命救急 センターが併設されており整形外科的外傷疾患の頻度が多く、整形外科の1日の外来患者数は約210人、入 院患者のベッド数は83床です。年間の手術件数は約1000例で、その内訳は四肢、脊椎の骨折や脱臼の手術 症例が最も多く全体の約6割を占めています。その他に脊椎脊髄外科、人工関節を含めた関節外科、組織移 植や手指の再接着術などのマイクロサージャリー、末梢神経疾患、骨軟部腫瘍などの慢性疾患の手術も多く、整形外科全般にわたる治療を行っています。

基本方針

  • インフォームドコンセント(説明と同意)に基づいた医療を心がけ 患者さんのQOL(生活の質)の向上に寄与できるよう努めます。
  • 地域の医療施設と連携を深め、患者さんの病状に即した整形外科診療を行うよう努めます。

スタッフ紹介

小林正明
藤吉文規
役職 部長
卒業大学名
医師免許取得年
名古屋市立大学
昭和58年
専門医資格(その他) 日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医
専門分野
北田裕之
北田裕之
役職 医長
卒業大学名
医師免許取得年
名古屋市立大学
平成8年
専門医資格(その他) 日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医
日本整形外科学会脊髄脊椎専門医
専門分野 脊椎外科
嶋田航也
嶋田航也
役職 医長
卒業大学名
医師免許取得年
名古屋市立大学
平成10年
専門医資格(その他) 日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医
専門分野 関節外科
関節リウマチ
川瀬 剛
役職 医長
卒業大学名
医師免許取得年
富山医科薬科大学
平成12年
専門医資格(その他) 日本整形外科学会専門医
専門分野 手の外科
植田裕昭
植田裕昭
役職 医長
卒業大学名
医師免許取得年
名古屋市立大学
平成14年
専門医資格(その他)
専門分野 外傷
整形一般
石田智裕
石田智裕
役職 医長
卒業大学名
医師免許取得年
弘前大学
平成17年
専門医資格(その他) 日本整形外科学会専門医
日本DMAT隊員
JATECインストラクター
専門分野 外傷
鷹羽慶之
役職 医員
卒業大学名
医師免許取得年
岐阜大学
平成23年
専門医資格(その他)
専門分野 整形一般
荒木恵介
役職 医員
卒業大学名
医師免許取得年
岐阜大学
平成23年
専門医資格(その他)
専門分野
坪内希親
役職 医員
卒業大学名
医師免許取得年
名古屋市立大学
平成24年
専門医資格(その他) ICLSディレクター
専門分野
米津大貴
役職 医員
卒業大学名
医師免許取得年
名古屋大学
平成25年
専門医資格(その他)
専門分野 整形一般
淺井隆之
役職 医員
卒業大学名
医師免許取得年
琉球大学
平成26年
専門医資格(その他)
専門分野

手術症例

診療実績

2016年2015年2014年2013年2012年
脊椎 53 33 39 44 60
人工関節 50 55 67 51 53
股関節 23 31 27 25 27
膝関節 23 23 38 26 26
肩関節 3 1 0 0 0
肘関節 1 0 0 0 0
人工骨頭(股) 86 81 84 92 101
手の外科 98 165 131 118 104
関節鏡 59 52 64 56 61
肩関節 17 20 15 18 15
膝関節 39 30 45 37 43
肘関節 3 1 0 1 2
足関節 0 1 4 0 1
骨折 508 523 531 520 497
その他 224 219 270 251 292
合計 1078 1127 1186 1132 1168

学会発表

 2016年2015年2014年2013年2012年
国内学会発表数 4 11 6 4 1
論文数 1 0 1 0 0

疾患について

外傷

 当院は西濃地区、および近隣県をカバーしています。そこには、名神高速道路や堤防兼用道路など、大きな事故が起きやすいところがたくさんあるため、当院には高エネルギー外傷を受傷された患者さんが多数来院されます。こういった高エネルギー外傷に対して、救命医や外科医、麻酔科医などと協力しながら、適切な時期に適切な治療を行うようにしています。
 また、高齢者特有の骨折(大腿骨近位部骨折や上腕骨近位部)も増加しています。このような患者さんは内科的な疾患を抱えていることが多いため、全員が受傷直後に手術を行うことはできませんが、内科医と連携を取りながら可能な限り早期に手術を行い、受傷前の生活に戻れるように心がけています。

スポーツ外傷、関節鏡下手術

 肩、肘、膝などに対し、直径約4mmの内視鏡(関節鏡)を用いて手術を行います。関節鏡を挿入する傷(ポータル)は約1cm程度で、これを数か所作成しカメラや手術器具を出し入れしますので、従来の皮膚を大きく切る方法よりも機能回復が早いといわれています。
 肩関節においては、スポーツ障害である肩関節脱臼、投球障害肩や中高年者の腱板断裂、拘縮肩など、肘関節においては野球肘(離断性骨軟骨炎)、変形性関節症(高度な変形は除く)など、膝関節においては半月板損傷、十字靭帯損傷、関節ねずみなどの疾患が関節鏡下手術の対象になります。スポーツ障害から慢性的な痛みまで、また子供から大人まで対応可能ですので、上記のような診断を受けた方、あるいは肩肘膝の痛みでお悩みの方はご相談ください。

関節リウマチ

 日本で約70万人が罹患している病気です。手のこわばりや関節の痛み、関節の腫れから始まり、徐々に関節の破壊を来し、日常生活動作に大きな影響を与えるものです。ここ10年でリウマチ治療は劇的に変化し、現在もなお進歩し続けています。10年以上前の治療はリウマチで起こる炎症を抑えることが主な治療でしたが、現在ではリウマチの活動性を抑える治療へと変化しています。
 早期診断し、早期から免疫抑制剤や生物学的製剤を用い関節変形を抑制し、寛解に持っていく治療へと変貌しました。
 当院では3名の日本リウマチ学会専門医が在籍し、約250名のリウマチ患者さんの治療を行っています。

関節外科

 変形してしまった膝関節や股関節に対して、鎮痛剤や注射による治療で改善しない場合に人工関節に置換する手術治療を選択することができます。変形してしまった関節を人工の関節に取り換えますので、手術後は劇的に疼痛が改善します。
 当院では年間50~70件の手術を行っています。部位は手指・肩・股・膝関節が主なものです。

手の外科

 けがの半分は手に生じるとも言われています。また年齢に伴う変形、機能障害も少なくありません。手は小さなスペースに骨や腱、神経、血管などがひしめいています。

 そのため手術は正確に、丁寧に行う必要があり、常に拡大鏡を使用し、必要時には顕微鏡を使います。
 もちろんギプスや装具による治療にも力を入れております。

脊椎、末梢神経疾患

 手足のしびれ、痛み、運動障害のある場合にはMRI、CT、造影剤検査、電気生理学的検査を駆使し、診断・治療方針を決定していきます。最近では慢性の痛みに対する薬の種類も多くなり積極的に使用しているところです。症状の重い場合で手術にて症状改善が見込まれる場合には手術を勧める場合もあります。
手術治療では圧迫されている脊椎・神経の周りの骨や靭帯を削り、神経の通り道を広げたり、ずれて不安定な脊椎を金属を用いて固定することがあります。最近では、坐骨神経痛の原因となる脊柱管狭窄症の手術が多いです。