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チーム医療

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 看護師は他部門の人とともにチーム医療を展開します。チームは診療部、薬剤部、リハビリ科、栄養課、地域連携課など病院のあらゆる部門と活動しています。
 ここでは病院の委員会として活動しているチーム医療の紹介を行います

排尿ケアチームの活動

膀胱内尿量測定機器

 おしっこが出づらい、漏れる、何度もトイレに行かなければならない状態の患者さんが自力で排尿管理ができるように、また、尿路感染症が減少するように当院では、泌尿器科医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士より構成されるが排尿トラブルへの支援を行っています。
 排尿トラブルへの支援とは、チームメンバーが、患者さんの排尿動作や膀胱などの状態を評価して、ケアの有効性を検討します。簡便に膀胱内の尿量が測定できる膀胱内尿量測定機器を用いて、患者さんの膀胱内に尿が溜まっているのか、排尿後に尿が残っていないかを見ることができます。ケアを行っても改善が認められない場合は、さらに泌尿器科で画像検査など治療を再検討します。排尿ケアチームの活動を通して、スタッフのレベルアップを図り、院内全体で質の高いケアが提供できるよう努めていきます。

周術期チーム

周術期チーム

 麻酔科医師、手術室看護師、外来看護師、病棟看護師、薬剤師を中心に平成28年活動開始を目標に、周術期チームを立ち上げます。現在、周術期チームを先行している病院を見学し、当院で活動できるよう取り組んでいます。


認知症ケアチーム(DST)の活動

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 認知症ケアチームは、入院後の認知症による症状悪化を予防し、スムーズに治療を受けられるよう多職種(医師、看護師、薬剤師、MSW、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士)でサポートしています。また、院内の全職員を対象とした研修を定期的に行うことで認知症ケアの質の向上を図り、認知症をもつ患者様が安心して入院生活を送ることができる環境づくりを目指しています。
 平成28年9月から、本格的に活動を開始しました。

呼吸サポートチーム(RST)の活動

RST

 RST(Respiratory Support Team)は、人工呼吸器を装着している患者様の合併症回避、および人工呼吸器からの早期離脱を目的に人工呼吸器の管理、アドバイス、標準化、教育活動を中心に活動するチームです。RSTコアメンバーは、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士、歯科衛生士で構成され、毎週火曜日にラウンドを行っています。ラウンドでは、病態評価・安全管理・呼吸ケア・呼吸リハビリテーション・口腔ケアに関するチェックを行い、アドバイスをしています。教育活動では、専門分野の知識を活かした勉強会(1回/月)、シミュレーショントレーニング(1回/年)の開催等を通して院内全体での呼吸療法における呼吸器ケアスタッフのレベルアップを目指した活動をしています。RSTでは院内全体で質の高い呼吸管理・呼吸ケアが提供できるよう努めていきます。

緩和ケアチームの活動

緩和ケアチーム

 緩和ケアチームは、病棟スタッフから連絡をもらい、一緒に検討し、実践をサポートしています。また、病室に伺い直接ケアをすることもあります。
 緩和ケアチームは医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、理学療法士、作業療法士など様々な職種がいます。また、各病棟には、緩和ケアチームとの橋渡しをする看護師がいます。皆で検討会や勉強会などを実施し、より良いケアを目指しています。
 対象は、がんの診断を受け、体や心の辛さ、仕事、家族などの心配などの苦痛を感じている方々です。「緩和ケア」=「末期」などのイメージがあると思いますが、それは誤解です。緩和ケアは、診断を受けた頃から、他の治療と並行して行うケアです。
 皆様にご理解いただき、苦痛がなく、自分らしい生活が送れるように、他の治療と同じように「緩和ケア」を考え、病院スタッフと共に取り組んでいます。緩和ケアチームは、病院スタッフと皆様のサポートを続けていきます。

感染制御チーム(ICT)の活動

感染管理認定看護師

 感染対策委員会は、医師、薬剤師、検査技師、看護師など他職種と協働して活動しています。 感染対策のマニュアル作り、各種サーベイランス、交差感染のチェックなどを行っています。 また、病棟や外来の現場へ出向いて、感染対策予防の実際を見て回ります。
感染対策は、現場での行動が大切になってきます。何が問題か、あるいは現場で気づかない点を指摘し改善を促していきます。
 このような役割は、患者と直接関わることが多い看護師の視点が重要です。私たち看護部では、各病棟の委員がお互いの病棟を監査し、できてないところを 評価し合い啓蒙活動を行なっています。そして、監査を繰り返す事で、監査結果が良くなってきています。各委員の活動も活発で、いろいろな工夫や対策を考えています。これらの活動が患者さまを交差感染から守り、安全で快適な療養環境を提供しています。

栄養サポートチーム(NST)の活動

 NSTとは、Nutrition Support Teamの略語で、個々の患者様や病気に対して適切な栄養管理を行うための栄養サポートチームです。栄養管理の基本は「口からものを食べる」ことです。嚥下(飲み込むこと)が困難な場合でも、食事にとろみをつけることによって飲み込めるようになることもあります。口の中をきれいにすることで、食べ物を飲み込む働きが改善したり、誤嚥性肺炎が起こりにくくなったりします。
 活動は医師、歯科医師、管理栄養士、薬剤師、看護師、臨床検査技師、言語聴覚士、歯科衛生士等の多職種がそれぞれの専門的知識を生かし個々の患者様に適した栄養支援を行っています。

褥瘡対策チームの活動

 褥瘡対策委員会は、医師、褥瘡管理者、皮膚・排泄ケア認定看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、医事課などの多職種で構成され、それぞれの専門知識を生かし褥瘡の早期治癒や発生減少を目的として活動しています。多職種で褥瘡保有者をラウンドし、局所ケア評価や体圧分散寝具(マットレス)の見直し、ポジショニングなど予防的視点も含め現場でのケアを見直し、褥瘡発生の予防に努めています。
 また、毎年2回院内で褥瘡に関する院内研修を開催し、院内褥瘡ケアレベルの向上を図っています。2009年からは在宅ケアにも視点を向け、地域の褥瘡予防ケアに貢献できるような内容で研修会を開催し、開業医、訪問看護師や看護師などにも参加してもらっています。


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