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お知らせ 2015年一覧

平成27年度 岐阜県病院親善野球大会 優勝

2015年12月18日

 平成27年9月~11月に行われた岐阜県病院親善野球大会にて当院軟式野球部は19年振り2度目の優勝を果たしました。日頃より職場のご理解とご協力をいただき、このような活動にも取り組ませていただいております。

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3D対応内視鏡手術室が完成しました。

2015年11月30日 トピックス

3D対応内視鏡手術室
 内視鏡手術(腹腔鏡手術)が外科手術の扉をもう一つ広げたように、現在3Dカメラによって内視鏡手術の「安全性と利便性」はワンランク上のレベルに到達しています。
 大垣市民病院外科では内視鏡手術に特化した専用手術室(天吊りの画像モニター4枚と内視鏡専用懸架台装備)を有していますが、今回3Dカメラ対応の手術室に改造しました。内視鏡手術のさらなる発展と今後増加する内視鏡外科医の育成に貢献するものと思われます。
 3Dカメラによって立体視ができるようになりました。当たり前に聞こえますが従来は2Dだったので奥行き感がどうしても不足していました。しかし3D登場で作業効率は格段にアップしました。特に縫合操作、結紮操作などは従来、手間がかかる操作でしたが、3Dではストレスなく安全にこれらの操作を完遂できます。腹腔鏡下肝切除など高難度内視鏡手術では今後不可欠な装置ではないかと感じています。
 外科では全身麻酔下の手術が現在年間1500例以上あり40%近くが内視鏡手術です。今後この割合はさらに増加するものと思われますが、従来の開腹手術でなければ難易度の高い複雑な手術を安全に行えないのも事実です。大垣市民病院では両者の利点を伸ばし欠点を補う形で、開腹/内視鏡手術が共存する外科学をめざします。

海外(発展途上国)医療技術(超音波検査)指導報告

2015年10月08日

 2015年7月31日から8月15日まで、バングラディシュ(首都ダッカ)へ同国の医師に対する超音波検査技術指導に行ってきました。これは、経済産業省委託事業(窓口:海外産業人材育成協会HIDA)の画像診断技術普及支援事業の一環で、公益社団法人日本診療放射線技師会からの推薦により、現地派遣指導を行いました。カウンターパートは、Bangladesh Japan Institute of Radiology & Imaging (BJIRI)です。

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 発展途上国バングラディシュは、人口1億5,250万人、面積は日本の4割であり、都市国家除けば世界一人口密度の高い国です。首都ダッカは、ヒトヒト、リキシャ(自転車で人を乗せたカーゴを引く)、オート三輪車、バス、乗用車に溢れかえり、またオールドダッカではおとぎ話のような馬車も通り、近世から現代の乗り物が一同する世界です。公用語はベンガル語ですが、イギリス連邦加盟国(元英国領)であることから、官公庁や教育機関では英語を使われており、事実上の公用語です。

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 超音波検査技術の指導内容は講義とハンズオン(写真)からなり、前半の7日間をBJIRIでの研修医師のべ220名に対し、後半4日間をBJIRI専属教授7名に対し、「腹部超音波における死角対策」、「見逃してはいけない超音波所見」、「消化管超音波」、「整形超音波(肩、膝、足、アキレス腱)」、「FAST」の各領域のTipsを指導しました。参加した医師らは研修後に地方への赴任や開業予定者であり、そこにはCTやMRIなど最新装置が無く、超音波装置が画像診断に重要な役割を果たすため、研修期間中はたいへん熱心にメモを取り、また非常に多くの質問を頂きました。派遣最終日のBJIRI主催セレモニーは、保健相大臣夫人、BJIRI関係の大学教授、日本大使館、JICA、JETRO、HIDAの代表者を招き、研修した医師ら200名の参加のもと開催されました。私自身は「Medical Ultrasound Technology in Japan」のタイトルで、45分間の基調講演をさせていただき、たいへん緊張しました。

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 日程時間を調整して、国公立のDhaka Medical Collage(1000床)とBangobondhu Sheikh Mujib Medical University(1500床)の二つの医科大学付属病院(主に超音波室と放射線関連施設)を見学させて頂きました。理事長、病院長、放射線科教授、技師長等に同行を頂き、丁重なる説明を受けました。同国を代表する大規模な2つの大学病院と言え、経済的な理由のためか、疾患構造の違いのためか64列CT(日本製)1台、MRI 1台という状況でした。一方、超音波室は7室(ダッカ医科大学付属病院)あり、待合室は溢れんばかりの患者で、私としては画像診断における超音波診断の利用は予想外でありました。外来や病室はいずれも野戦病院の様な状況で病院事情を聞いたところ、富裕層は設備の整った私立病院へ、貧困層は医療費の安い国公立の病院への受診という二極構造を呈しているようで、そのため国公立病院は極端な混雑が常態化しているそうです。この国の医療環境を知ることができました。紙面に書ききれないことが多く、機会あれば詳細な報告させていただきたいと思います。

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 最後に、この派遣事業に対して快く送り出していただきました金岡院長、小林事務局長、遠藤次長、診療検査科機能診断室の皆様に、重ねて感謝申し上げます。

 皆様も、発展途上国の医療水準を上げるためにご協力ご奉仕をしていただけたらと思います。

診療検査科 川地俊明

当院が中日新聞LINKED「病院を知ろう」に掲載されました

2015年08月04日

当院が中日新聞LINKEDで取り上げられました。
詳しくは「PROJECT LINKED (プロジェクトリンクト)の記事」をご覧ください。

学生のためのインターンシップ開催のお知らせ

2015年05月21日

学生のためのインターンシップ開催のお知らせ

当院が中日新聞LINKED「病院を知ろう」に掲載されました

2015年05月12日

当院が中日新聞LINKEDで取り上げられました。
詳しくは「PROJECT LINKED (プロジェクトリンクト)の記事」をご覧ください。

当院が中日新聞LINKED「シアワセをつなぐ仕事」に掲載されました

2015年02月12日

当院が中日新聞LINKEDで取り上げられました。
詳しくは「PROJECT LINKED (プロジェクトリンクト)の記事」をご覧ください。

学生のためのインターンシップ開催のお知らせ

2015年01月22日

学生のためのインターンシップ開催のお知らせ