R3年度初期臨床研修プログラム
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-100- 放射線診断科研修カリキュラム Ⅰ.一般目標(GIO) 基本的な画像検査の進め方と初歩的画像診断能力を身につけ、救急医療の場での胸腹部CTの基礎的な読影法を習得するとともに、放射線治療については、臨床腫瘍学との関係でその位置付けを捉え、適応と方法について理解する。Ⅱ.行動目標(SBOs)①CTの基本原理と表示法(ウインド値とウインド幅の組合せ)について説明し、患者や目的ごとに適切な表示法を選択できる。②胸腹部CTで、主な救急疾患について重大な異常を指摘できる。③胸腹部単純X線写真で、肺炎・気胸・フリーエア・イレウス・結石等の重大な異常を指摘できる。④放射線治療の適応となる主な悪性腫瘍を述べることができる。⑤主な悪性腫瘍について、照射法と合併症や、有用な併用治療法を述べることができる。Ⅲ.方略①CT読影の下書きレポートを作成する。②放射線治療の現場で専門医の下で診察を行なう。Ⅳ.経験すべき疾患①急性虫垂炎②腸閉塞③急性膵炎④胆管結石⑤虚血性腸炎⑥大動脈解離⑦肺塞栓Ⅴ.評価法①CT読影-口頭試問②放射線治療―口頭試問

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