H31年度初期臨床研修プログラム
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-43-(追加)① 医師として医療に携わる者全てが習得しているべき知識、技術、態度【鑑別を身につけるべき症状】症状・所見研修方法咳嗽(乾性・湿性)■毎週金曜日に当科初診患者全員の病歴とCXR確認、および更なる検査と治療方針確認のための症例検討会を行っている。■呼吸器内科研修中の研修医は、外来にて初診患者の病歴聴取・X線検査オーダーをdutyとしている。 検討会の時に、自分が病歴聴取した症例のCXR・胸部CT所見を確認できる。 病歴聴取して入院となった症例はできる限り副主治医とし、継続して診療を担当させる。■救急受診患者で、CXR所見の読影で問題のある症例については、電話で読影した医師に所見の説明を行っている。血痰・喀血呼吸困難喘鳴胸痛発熱倦怠感体重減少盗汗(寝汗)呼吸不全皮下気腫睡眠時無呼吸■PSGのための1泊入院の患者は必ず経験させている。ニコチン依存■毎週金曜日に禁煙外来を実施しており、希望があれば見学できる。【医療技術】医療技術研修方法病歴聴取■上記症状・所見の研修方法と同様。理学所見CXR読影胸部CT読影■胸部CT読影日が週間予定表に明記されており、上級医とともに胸部CT読影を行う。入院患者については主治医とともに読影する。血液ガス所見■副主治医として担当する入院患者を中心に、血液ガス採血、所見の読み方を研修する。ピークフローメータ■救急外来・入院での喘息患者管理の時に、PEFを研修する。肺機能検査評価■SWTなどの検査時に、基礎データとしての肺機能を確認。 入院副主治医の患者・呼吸器外科検討会などで肺機能を研修する。吸痰酸素投与胸腔穿刺排液トロッカーカテーテル挿入Vision装着気道確保挿管挿管患者の気管支鏡下吸痰PSG ■睡眠時無呼吸症候群の診断のために、PSG入院となった患者の副主治医として検査方法とともに疾患について研修する。

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