H30年度初期臨床研修プログラム
98/258

-93-2)薬物の作用、副作用、相互作用について理解し、薬物治療(抗菌薬、副腎皮質ステロイド薬、解熱薬、麻薬、血液製剤を含む)ができる。○主に抗生剤、鎮咳去痰剤、気管支拡張剤、抗ヒスタミン剤、解熱剤の投与ができる。薬剤の添付文書を熟読し、薬剤の作用、容量、副作用について説明できる。3)基本的な輸液ができる。○脱水症の重症度により輸液管理ができる。4)輸血(成分輸血を含む)による効果と副作用について理解し、輸血が実施できる。×6.医療記録1)診療録(退院時サマリーを含む)をPOSに従って記載し管理できる。○診察記録、退院サマリーを要領よく記載できる。2)処方箋、指示箋を作成し、管理できる。○内服薬処方箋記載方法の標準化に従い作成し、管理できる。3)診断書、死亡診断書、死体検案書、その他の証明書を作成し、管理できる。×4)CPC(臨床病理検討会)レポート(剖検報告)を作成し、症例呈示できる。×5)紹介状と、紹介状への返信を作成でき、それを管理できる。○紹介状の中身は主訴、家族歴、既往歴、現病歴、現症、投薬内容など簡潔にまとめ記載できる。7.診療計画1)診療計画(診断、治療、患者・家族への説明を含む)を作成できる。○指導医と相談し診療計画書を作成し、医療面接時に説明することができる。2)診療ガイドラインやクリティカルパスを理解し活用できる。○小児科のクリティカルパス用の標準診療計画書に記載し活用できる。3)入退院の適応を判断できる。(デイサージャリー症例を含む)○小児科の絶対的・相対的入院の適応について説明できる。4)QOL(Quality of Life)を考慮にいれた総合的な管理計画(リハビリテーション、社会復帰、在宅医療、介護を含む)へ参画する。○在宅医療の普及に伴い小児や重症心身障害児の対応も在宅へとシフトしてきた。在宅医療の基礎知識を得、在宅移行によって起こる問題や質問にスムーズに対応できる。

元のページ  ../index.html#98

このブックを見る