H30年度初期臨床研修プログラム
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-69-15)単純X線検査○胸部単純X線検査における、異常所見について画像を表現でき、鑑別診断を列挙できる様、担当患者・外来新患検討会などを通して読影法を習得する。16)造影X線検査○造影剤使用の意義を理解し適切に予約できる。17)X線CT検査○胸部CT検査における、異常所見について画像を表現でき、鑑別診断を列挙できる様、担当患者・入院患者CT読影検討会などを通して読影法を習得する。18)MRI検査○胸部MRI他、肺がん骨・脳転移における異常所見について指摘でき、適切なタイミングで整形外科・脳外科にコンサルテーションができる。19)核医学検査○肺がん骨転移における骨シンチ、PET-CT検査、COPDにおける換気血流シンチ、肺塞栓症における肺血流シンチに関して異常所見を指摘できる。20)神経生理学的検査(脳波・筋電図など)×4.基本的手技1)気道確保を実施できる。○患者の呼吸状態を評価でき、必要時、吸痰を含め、気道確保(下顎挙上など)を施行できる。2)人工呼吸を実施できる。(バックマスクによる徒手換気を含む)○患者の呼吸状態を評価し、必要時、マスクによる換気補助を開始できる。上級医の指導の下、NPPV装着を含め、挿管・人工呼吸管理を開始できる。3)心マッサージを実施できる。○有効な心マができる。4)圧迫止血法を実施できる。○血液ガス採取後、確実に止血を行える。5)包帯法を実施できる。×6)注射法(皮内、皮下、筋肉、点滴・静脈確保)を実施できる。○基本的手技である。7)採血法(静脈血、動脈血)を実施できる。○看護師が採血できない患者における採血を実施できる。また、動脈血液ガスの採血を実施できる。8)穿刺法(腰椎)を実施できる。○必要に応じ、上級医介助の下で実施できる。9)穿刺法(胸腔、腹腔)を実施できる。○胸腔穿刺を上級医の介助の下実施できる。10)導尿法を実施できる。○基本的手技。11)ドレーン・チューブ類の管理ができる。○トロッカーカテーテルの管理ができる。12)胃管の挿入と管理ができる。○嚥下障害の患者に対し胃管挿入とその管理ができる。13)局所麻酔法を実施できる。○気管支鏡検査における吸入局所麻酔処置、胸腔穿刺・トロッカーカテーテル挿入時における局所麻酔を適切に実施できる。14)創部消毒とガーゼ交換を実施できる。×15)簡単な切開・排膿を実施できる。×16)皮膚縫合法を実施できる。×17)軽度の外傷・熱傷の処置を実施できる。×18)気管挿管を実施できる。○適応を理解し、上級医の介助の下で実施できる。19)除細動を実施できる。○必要な症例に、上級医の介助の下で実施できる。5.基本的治療法1)療養指導(安静度、体位、食事、入浴、排泄、環境整備を含む)ができる。○入院患者の疾患に応じ、入院中・退院時に安静度、体位、食事、排泄に関して環境整備を含めて看護師に指示が出せる。

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