H30年度初期臨床研修プログラム
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-235-<鑑別を身につけるべき症状> ・胸痛、呼吸困難感、息切れ、むくみ、動悸、めまい、ふらつき  → カンファレンスでの鑑別診断で<医療技術> ・心電図(負荷心電図)判読、Bx-p読影 → カンファレンスでの指導 ・心臓超音波読影及び実施 → 上級医についての指導 ・全身状態及び血液データから必要な輸液内容・量を判断調整する  → カンファレンス及び上級医の指導 <知識>・冠動脈の解剖、腎の解剖と生理機能の理解、大動脈・末梢血管の解剖、栄養学、心腔内圧・肺動脈内圧の理解、前負荷・後負荷力と各病態における血行動態の理解、各種血管作動薬の薬理作用、利尿剤の使い方 → カンファレンス・血管造影室での指導<扱うcommon disease> ・各種原因による心不全、胸痛症、心房細動 上記が経験できるように、共観医として受け持つ症例を配慮する 以下の診療技術についての研修方略を記載する<問診聴取> 共観医としての受け持ち患者及び外来研修で研修<身体的診察> 共観医としての受け持ち患者及び外来研修で研修<X線や検査所見の解釈> カンファレンスでの口頭試問<カルテ記載> 共観医としての受け持ち患者及び外来研修で研修<超音波に関する研修> 共観医として受け持つ入院患者で研修【外来研修】<目的> 糖尿病・腎臓内科に同じ<方法>指導医から指示のあった病診連携紹介症例の病歴聴取、身体的診察を行い、カルテに記載する(病診連携は不定期のため、曜日の指定はない)。その上でProblem list、鑑別診断など

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