H30年度初期臨床研修プログラム
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-192-Ⅷ.地域医療(揖斐厚生病院)の紹介 揖斐厚生病院は昭和53年4月から県のへき地中核医療拠点病院に指定され、地域中核病院として医療支援を展開している。 当院では急性期病棟および療養型病棟並びに地域包括ケア病棟を併設しているので急性期から慢性期までの長期にわたる患者に接することができ、診療所・老健施設における患者にも接することができるので幅広い体験が可能である。又、当院併設の健診センターにおける各種検診の保健予防活動や、訪問看護ステーションにおける在宅訪問介護支援サービス事業を体験することができる。 このように揖斐厚生病院が行っている医療・介護・保健予防活動などをつぶさに体験する事により、へき地医療において必要な知識、技能、患者及びその家族に接する態度などを修得し得るとともに、へき地医療を維持・向上させてゆくことの重要さが体得できる。Ⅸ.指導責任者塚本 達夫(病院長)指導医資格保持者西尾 公利、酒井 浩志、水草 貴久、伊藤貴美子、古田 典夫、三輪 嘉明、右納  隆、熊澤伊和生、伊藤 康久、白木 玲子、川瀬美千代、若原 和彦、竹内 秀行、中川 宗大、河合 隆雄、永井  司、市川 賢吾、渡辺 一弘、所  史隆、清水 靖子、大島 康司Ⅹ.EPOC該当項目研修の評価(行動目標)1.患者―医師関係1)患者、家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握できる。○2)医師、患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォームドコンセントが実施できる。×3)守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。×2.チーム医療1)指導医や専門医に適切なタイミングでコンサルテーションができる。×2)上級及び同僚医師、他の医療従事者と適切なコミュニケーションがとれる。×3)同僚及び後輩へ教育的配慮ができる。×4)患者の転入、転出にあたり情報を交換できる。×5)関係機関や諸団体の担当者とコミュニケーションがとれる。○3.問題対応能力1)臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価し、当該患者への適応を判断できる。(EBMの実践ができる)×2)自己評価及び第三者による評価を踏まえた問題対応能力の改善ができる。×3)臨床研究や治験の意義を理解し、研究や学会活動に関心を持つ。×4)自己管理能力を身に付け、生涯にわたり基本的診療能力の向上に努める。×4.安全管理1)医療を行う際の安全確認の考え方を理解し、実施できる。×2)医療事故防止及び事故後の対処について、マニュアルなどに沿って行動できる。×3)院内感染対策(Standard Precautionを含む)を理解し、実施できる。×

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