H30年度初期臨床研修プログラム
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-175-1)ICLSに沿った処置を行う③外傷初期診療ガイドラインに沿った外傷初期診療を行うⅣ.経験すべき疾患<プライマリケアとして>①気道を確保できる②胸骨圧迫式心臓マッサージができる③注射法を実施できる④採血法を実施できる⑤局所麻酔法を実施できる⑥皮膚縫合法ができるⅤ.評価①医師としての基本姿勢、診療態度・チーム治療-観察記録Ⅵ.週間予定表月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日始業前カンファレンスカンファレンスカンファレンスカンファレンスカンファレンス午 前救急外来救急外来救急外来救急外来救急外来午 後救急外来救急外来救急外来救急外来救急外来時間外毎月一度研修医の抄読会・症例検討Ⅶ.救命救急センターの紹介 当院の救命救急センターは平成6年10月に認可を受け、平成24年1月に新しい救命救急センター棟が開設された。救命救急センターのベッドは30床であるが諸事情により、現在は20床で運営している。 背景人口約40万人を擁する岐阜県西部(西濃地区)の救急患者の多くを受け入れているため、受け入れる救急車は一日平均25台(年間約9,000台)、救急外来の受診者は年間約4万5千人と全国でも有数である。 救急外来は日中には医師3~4名、初期研修医2~3名の6名前後、夜間・休日は救命救急センター医、内科系、外科系、小児科の医師が各1名と研修医4名(そのうち1名は午後10時まで)の計8名の医師で診療にあたるだけでなく、全科宅直制の24時間体制を整えて重症患者に備え、小児救急診療も小児科専門医が毎日当直にあたり、地域の信頼を集めている。さらに、毎週木、土、日曜日の夜間は地域開業医の協力で小児夜間外来を開設している。周産期医療についても当院は地域周産期母子医療センターの指定を受けて県外からも周産期患者を受け入れている。

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