H30年度初期臨床研修プログラム
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-172-6)注射法(皮内、皮下、筋肉、点滴・静脈確保)を実施できる。○末梢静脈にカテーテルを留置できる。点滴ラインから薬剤を安全に投与できる。内頸静脈にCVカテーテルを留置できる。挿入ガイドライン(名大)を理解している。7)採血法(静脈血、動脈血)を実施できる。○橈骨動脈に留置カテーテルを挿入できる。動脈ラインから採血できる。8)穿刺法(腰椎)を実施できる。×9)穿刺法(胸腔、腹腔)を実施できる。×10)導尿法を実施できる。○麻酔導入後、尿バルーンカテーテルを挿入できる。11)ドレーン・チューブ類の管理ができる。×12)胃管の挿入と管理ができる。○胃管挿入ができる(術後写真が必要との認識がある)。胃内容の吸引ができる。吸引内容物が酸性であることを示せる。13)局所麻酔法を実施できる。×14)創部消毒とガーゼ交換を実施できる。×15)簡単な切開・排膿を実施できる。×16)皮膚縫合法を実施できる。×17)軽度の外傷・熱傷の処置を実施できる。×18)気管挿管を実施できる。○気管挿管を80%以上の成功率でできる。19)除細動を実施できる。×5.基本的治療法1)療養指導(安静度、体位、食事、入浴、排泄、環境整備を含む)ができる。×2)薬物の作用、副作用、相互作用について理解し、薬物治療(抗菌薬、副腎皮質ステロイド薬、解熱薬、麻薬、血液製剤を含む)ができる。○静脈麻酔剤、麻薬、循環薬剤の投与、執刀前の抗菌剤の投与を行うことができる。薬剤の添付文書を読んでいる。薬剤の作用、容量、副作用について言える。3)基本的な輸液ができる。○術中の輸液管理ができる。晶質液、代用血漿製剤、アルブミン製剤について、出血量との関係においてその適応を言える。4)輸血(成分輸血を含む)による効果と副作用について理解し、輸血が実施できる。○術中輸血の適応と事故防止について理解している。投与時のダブルチェックの必要性とコンピュータは補助であることの認識がある。血液のオーダ、輸血センターへの連絡、引換券の出力、輸血前医師確認、輸血完了処理が実際にできる。6.医療記録1)診療録(退院時サマリーを含む)をPOSに従って記載し管理できる。○術前診察記録、麻酔サマリーを記載できる。特に、術前診察記録においては問題点ごとに整理して記載できる。2)処方箋、指示箋を作成し、管理できる。×3)診断書、死亡診断書、死体検案書、その他の証明書を作成し、管理できる。×4)CPC(臨床病理検討会)レポート(剖検報告)を作成し、症例呈示できる。×5)紹介状と、紹介状への返信を作成でき、それを管理できる。×

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