H30年度初期臨床研修プログラム
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-167-(A;気管挿管の成功率80%以上、B;80%未満)-客観試験⑨換気困難・挿管困難への対処方法を理解する。(A;換気困難・挿管困難への対処法を3つずつ列挙できる。B;十分に理解していない。) -口頭試験⑩術中の呼吸循環変動の原因を理解し対処できる。(A;低血圧・低酸素血症の原因をそれぞれ2つ以上列挙し、対処方法を指摘できる。B;補助が必要)-口頭試験⑪輸血が安全に施行できる。(A;電子カルテ操作は補助であることを認識し、有資格者2名による確認方法を具体的に説明できる。B;補助が必要)-口頭試験⑫薬剤の準備が安全にできる。(A;シリンジへの適切なラベル貼付ができる。シリンジや三方活栓の色分けについても理解しているか確認する。B;補助が必要)-観察記録および口頭試験⑬薬剤の投与が安全にできる。(A;静脈麻酔剤、筋弛緩剤2種について標準的投与量、副作用について説明できる。B;補助が必要)-観察記録および口頭試験⑭内頸静脈穿刺を安全に行うことができる。(A;landmark法による刺入点・刺入方向を説明し、エコーで内頸動静脈の描出ができる。合併症を3つ以上列挙できる。)-シミュレーションテスト⑮覚醒の評価と気管チューブの抜去が行える。(A;手術室退室基準、術後回復スコアがあることを理解しており、回復スコアについてはおおまかに説明できる。B;補助が必要)-観察記録および口頭試験⑯術後回診を行い、術後患者の全身評価を行うことができる。(A;2回の術後回診記録が電子カルテ「麻酔科サマリ」に入力されている。B;記載が十分でない)-観察記録⑰自ら問題点を見つけ、解決していくことができる。(A;興味ある症例について教科書や文献を検索することにより調べ、レポートにまとめる。興味あるトピックスについてまとめてもよい。B;内容が不十分) -レポート⑱英文文献を検索し、内容をプレゼンテーションできる。(A;Up to dateやPubMedを利用した文献検索で自分の興味ある文献を検索し、他人が理解しやすいようにプレゼンテーションする。B;内容が不十分)-観察記録

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