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核医学(RI)検査

核医学検査とは

核医学検査は、放射線を放出する放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を標識した放射性医薬品を静脈注射などによって体の中に入れ、体内に取り込まれた薬から出る放射線(ガンマ線)を体外から専用のカメラ(ガンマカメラ:右図)で撮影します。その画像によって人体臓器の機能情報や病気を調べる検査です。また、ベータ線を放出する放射性同位元素である塩化ストロンチウム(89Sr)を用いたがんの骨転移による疼痛の緩和やイットリウム(90Y)を用いた悪性リンパ腫に対する治療を行っています。
ここでは核医学検査の中の単光子放出核種を用いたRI(radioisotope)検査(体外測定)について説明します。RI検査(体外測定)のことをシンチグラフィとも言います。

右図に心筋血流シンチグラフィ画像の例を示します。血流に依存して心筋に取り込まれた薬から出てくる放射線を用い、体の周りをカメラがゆっくり回転しながら撮影し、心筋血流の断層(SPECT)像を得ることができます。また、目的部位によって全身画像や臓器の静態や動態画像を撮影します。

被曝について

宇宙からの宇宙線や温泉や鉱山からなど身の回りの自然界にも放射線は存在します。1年間にこれら自然界から受ける放射線量を1とすると、1回の核医学検査(検査の種類によって異なります)では、その1/5~5倍くらいと言われています。従って日常の検査に安心して使われています。

検査の注意点

検査は予約制で、使用する薬品をその都度取り寄せておりますので、キャンセルは前日までにお願いいたします。
服装は、心筋血流シンチグラフィで負荷検査を受けられる方は検査着に着替えていただきますが、その他の検査では普段着でかまいません。しかし、検査部位によっては金属類(コイン、時計、眼鏡、鍵、携帯電話、ベルト、カイロ等)をはずしてから検査を受けていただきます。小さめの金属(ズボンのホック等)はそのままでもかまいません。
また、RI検査では目的の部位により検査方法が異なります。そのため検査にかかる時間、注射から検査までの待ち時間等も変わりますのでご注意ください。検査によっては前処置(食事制限や排尿など)が必要になる時もありますのでわからない時はお気軽にお尋ね下さい。

検査室からのお願い

撮影は、頭を固定したり腕をあげる検査もなかにはありますが、体を動かさずじっとしていただきます。注射の時以外はそれ程痛みや苦痛はありません。
以下の方は、検査予約の際スタッフまでお申し出下さい。

  • 妊娠中の方、妊娠の可能性のある方
  • 授乳中の方
  • 乳幼児がいる方 (赤ちゃんを抱くのを避けたほうが良い場合があります)
  • アレルギーのある方
  • 長時間(30分から1時間)の仰向けの姿勢がつらい方
  • 狭い場所が苦手な方(閉所恐怖症など)