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X線透視検査

X線透視検査とは

X線を連続的に発生させ、その透視像をTV装置で観察する検査で、皆さんが良く知っている胃のバリウム検査をはじめ、食道、小腸、大腸といった消化管疾 患の診断に用いられたり、骨折や脱臼の整形整復等にも使用しています。また、電子内視鏡装置を併用して胆道・膵管を造影する内視鏡的逆行性胆道膵管造影 (ERCP: Endoscopic Retrograde Cholangio-Pancreatography)も行っており、膵、胆道疾患の診断や総胆管結石の治療を行っています。
当院の透視装置は平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)搭載X線TV装置といって新しい方式の装置が5台あり、この装置で撮影された画像は、画像支援システムに送信され、各診療科で鮮明な画像を迅速に見ることが可能となります。まだ、フィルム運用の装置もありますが、将来的には全ての装置がフィルム無しの装置に移行していくと思われます。

当院の主なX線透視検査

当院で行っている主なX線透視検査を紹介します。

  1. 消化管造影検査(食道・胃・小腸・大腸検査) 造影剤(バリウム)を使って消化管を観察する検査です。
  2. 内視鏡的胆道膵管造影検査(胆道、膵管の検査) 胃カメラを使って、膵管や胆道を観察する検査で、胆管に石がある場合はその石を砕いて治療も行っています。
  3. 逆行性尿管造影(腎・尿管)尿道から管を入れて腎臓(腎盂)、尿管を造影し、細いところがあるか観察したり、採尿したりします。
  4. その他 カテーテルによる冠動脈造影や肝臓の動脈造影、脳血管造影もX線透視検査になりますが、治療目的で行うX線透視検査は「インターベンション」と言い、バリウム検査などのX線透視検査とは違う取扱いとされています。

透視検査Q&A

Q1) どうして胃や大腸の検査は絶食が必要ですか?
A1)胃や腸に食べ物が残っていると正確に腸の壁を観察出来ず、間違った診断をする恐れがあるからです。

Q2) どうして胃や大腸の検査の時、回転したり体を動かしたりするのですか?

A2) 胃や腸の壁の内側にバリウムを付着させて観察する検査なのでムラなく壁全体にバリウムを着けるためです。

Q3) ERCP検査と胃カメラ検査と何が違うのですか?

A3) どちらの検査も内視鏡を挿入する検査ですが、胃カメラは胃の壁を観察して病変を見つける検査で、ERCPは内視鏡の側溝から細い管を使って、胆管や膵管を造影して観察する検査です。

スタッフから

X線透視検査は、他の検査同様、皆さんの協力が最も重要となります。わからない事や不安な事があったら何でもスタッフにお尋ねください。検査の内容を理解して受けていただくことが正確な診断への第一歩と考えておりますので、安心していただけるように説明させていただきます。