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院長のご挨拶

ais_kana.jpg 2019年飛躍の年へ    

 

 昨年,一昨年は職員全員が一丸となって病院運営,病院経営に取り組んだ年でした.公立病院の経営難が叫ばれる中,当院は開設以来健全経営を続けています.ひとえに全職員1600名の献身的な努力と病院運営に対する理解があってこそだと思います.国が推し進める地域医療構想は今後さらにスピードを増し,医療の効率化,ネットワーク医療の推進は地域の皆さんとともに(相互理解のもとに)着実な前進が必要な時代となっています.当院では本年PFMと称する入退院支援センターを開設します.これは病院運営にとって大きな変革です.これまで各科外来で行われていた入院案内,検査説明,同意書などがPFMで一括して行われます.外来業務のスリム化と同時に,患者さんには十分な説明とこれまでにないサービスが提供できます.無駄を省き効率化を行い,かつ医療の質を上げる.これがPFMの目的です.本年秋からの開業予定です.ご協力の程よろしくお願いいたします. 

 医療ネットワークの目指すところは何でしょうか.昨今住民の皆様からは入院期間の短縮によってご不便,ご不満があることは十分承知しております.しかし以前のような急性期から慢性期までを一つの病院がかかえる時代ではありません.いかに効率よく患者さんの状態に合わせて連携病院を選択し,適切な期間,適切な医療を受けることが現在の医療制度の中では必須となっています.そのためには2つの重要な改革が必要です.ひとつは連携病院間の緊密でデータ互換性のあるネットワークを築くこと,二つ目は各病院が自院の機能を患者需要に合わせて専門化することです.大垣市民病院は2015年から始まった厚労省地域医療構想会議の負託をうけて2016年から急性期病院に特化した病院運営を推し進めています.現状はまだまだかもしれませんが,必要な改善は毎年行ってきたつもりです.西濃圏域の基幹病院として西濃医療ネットワークの屋台骨をささえ,すこしでも住民の皆様の期待に応えられよう一歩一歩前進してまいりたいと考えています.

 昨年から取り組んだ脳卒中専門の休日夜間診療も実績をあげつつありますし,本年は癌ゲノム医療にも協力をしていきます.4月からは遺伝子カウンセリングも始まります.2019年も地域住民の皆様の健康を守り,皆様とともに大垣市民病院も成長していきたいと願っています.

病院長 金岡祐次